ざっくりん雑記

プログラミングで忘れそうなことをひたすらメモる

MySQL入門 - コマンドプロンプトからの起動と終了とオプションの話 

前回はデータベース用語をExcelを例にして覚えるという初歩の初歩的なところをやや冗長にやった。

azuuun-memorandum.hatenablog.com

今回は、コマンドプロンプトから実際にMySQLの起動、終了、ちょっとした操作を学んでいこうと思う。

MySQLの起動

事前にMySQLのPATHは通しておいていることを前提としています。 PATHの設定はここが参考になる。

PATHの設定 - MySQLインストール

まずコマンドプロンプトを立ち上げて、MySQLサーバへの接続を試みる。

> mysql

と実行してみる。

しかし、エラーが出る。

ERROR 1045 (28000): Access denied for user 'ODBC'@'localhost' (using password: NO)

ユーザ名やパスワードをオプションで設定せずに単に「mysql」のみでMySQLサーバへ接続しようとすると、デフォルト値を使って接続を試みようとするっぽい。

エラーを読むと

'ODBC'@'localhost'

と書いてあるけど、このODBCがデフォルトのユーザ名。 ODBClocalhostに接続しようとしたみたいだけど、アクセス拒否されてダメでしたって言ってる。

なんでアクセス拒否されてんのって感じだけど、MySQLをインストールする際に、"Anonymousユーザーは許可しません"と初期設定していたから。

パスワードはインストールの際に設定していると思うので今度はパスワードを使って接続を試みる。

> mysql -u root -p

すると、

Enter password: ****************

パスワードを求めてくるので打ち込んでEnter

Welcome to the MySQL monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 4
Server version: 5.6.24-log MySQL Community Server (GPL)

Copyright (c) 2000, 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

無事、MySQLサーバに接続出来ました。

MySQLの終了

mysql > exit;

これで終了できる。(quitでも可能)

Bye

終了出来た。

オプション指定

起動するときにもオプションを指定しました。

> mysql -u root -p

この書式だと-u と -p がオプション。

どんなオプションがあるかは

> mysql -?

で一覧表示できる。

結構長い。

ちなみに起動で使った -u は

-u, --user=name     User for login if not current user.

という説明がされている。 ログインするときのユーザ名を指定するオプションと言ってる。

ちなみに -u, --user=name の2つの指定方法があるから

> mysql --user=root -p

これでも同じく起動できる。

もう一つ指定している -p は

-p, --password[=name]
                    Password to use when connecting to server. If password is
                    not given it's asked from the tty.

サーバに接続するときに使用するパスワードを指定するオプション。

今みたいな感じで色々なオプションを必要に応じて調べられる。

日本語でオプションを解説してくれてます

MySQL起動オプション解説

今回はここまで。